ここでは、医院内の出来事やセミナー体験記等を更新して参ります。
2009年7月31日
こんにちは。スマイルプランやまもと歯科クリニック 副院長の山本瑞江です。
みなさん、夏によく流行る小児の病気の一つで、「とびひ」をご存知ですか。
夏は、プール熱、ヘルパンギーナ、手足口病、結膜炎などたくさんの病気が流行ますが、今までうちでは、ほとんどかかったことがありませんでした。
でもでも、今年上の子が初めて「とびひ」になってしまったんです。
とびひの知識がうすかったので、「なんでやけどみたいな水泡ができてるんやろー。」と１日目はほったらかしにしていました。
すると、最初左腕にできた水泡は、左指、左足、右足、右手、顔、、、、、、、、と本当に飛ぶように、どんどんと水泡ができ始め、怖いくらいの勢いで増え始めました。
とびひとは俗名で、皮膚科の正式病名は伝染性膿痂疹（でんせんせいのうかしん）と言うそうです。
細菌による皮膚の感染症です。
ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌（溶連菌）などが原因菌で、接触によってうつって、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がるから、たとえて"とびひ"と言うのだそうです。
治療は、抗生剤の軟膏と内服なので、気づいてからは急いで処置をしましたが、完治までには２週間かかりました。
その間、学校には行けましたが、プールには入れず、下の子にうつらないように注意されたりで、本当にかわいそうでした。
もっと早く気づいていれば、こんなに広がらなかったかなーと思うと、反省、反省。。。。。
虫さされや湿疹の二次感染でおこるそうなので、みなさまのご家庭でも、夏のお子様のお肌には、くれぐれもお気をつけください。
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