ここでは、医院内の出来事やセミナー体験記等を更新して参ります。
皆さまこんにちは。
スマイルプランやまもと歯科クリニック、歯科医師の山本瑞江です。
もうすぐ11月になろうというのに、この暑さ。
クリニックには、まだ冷房が入っています。
おかしな気候ですね。。
さて、今日は、先月から始まった、「オペアシスト勉強会」について、ご紹介したいと思います。
オペ=というのは、外科手術一般を呼んでいて、当院では「難抜歯」、「インプラント」、「歯周外科」などがそれにあたります。
このときの、「術者=歯科医師」なのですが、その横でアシスタントをしてくれる方のための勉強会を、歯科衛生士の太田さんが行ってくれることになりました。
そもそも、この勉強会をすることになったきっかけは、太田さんのアシストの素晴らしさに、ドクター全員が感動していたからなんです。
普段の診療でもそうですが、特にオペのときは、術者は、手が何本あってもたりないくらいにしなくてはいけないことがたくさんあります。
よく、テレビで医科の外科手術のシーンがありますが、何人ものドクターやナースがついていますよね。
でも、歯科はなんせ術野が「口の中」という、かなり狭いところで、細かいことをしていますので、たくさんの手があれば、それで助かるというものでもなく、むしろ人数がいれば邪魔になることも多く、限られた手が、確実な仕事をこなさないといけないという難しさがあります。
そんなわけで、オペがスムーズに進むかどうかは、一人のアシスタントの2本の手に、かなり左右されるといっても言い過ぎではありません。
実際、太田さんのアシスト技術は、本当に高く、まるで術者の手が4本あるかのように、オペがすすみます。
これは、経験と勉強と、さらに気の周りが必要となるので、いつも感心していました。
オペが終わった後、いったいどっちが術者だったのか、、と思うようなときさえありました(笑)本当に、二人三脚の世界です。
そんな感動は、やはり私だけでなく、どのドクターも感じていたようなので、ぜひ太田さんの技術を、クリニック全体に浸透させていただけたらと、今回の勉強会お願いすることになりました。
第1回目は9月に、前田先生のご協力による「難抜歯のアシストについて」でした。
難抜歯は、症例として頻度が高いので、すぐにでも使える身近な内容であり、みんな熱心に聞いてくれていました。
第2回は、有田先生のご協力を得て、「フラップオペのアシスト」についてでした。
ここでは、ドクターとアシスタントがペアを組み、実際模型をつかって、ナート(歯肉を縫い合わせること)の練習をしました。
この実践練習は、かなりわかりやすく、勉強になりました。
そして、第3回は、
クリニックの中で、一番身近なスタッフから、気兼ねなく質問をしながら指導がもらえる、いい勉強会だったと思います。
太田さん、ご協力していただいた先生方、本当にありがとうございました。