臨床研修指導医の認定を受けるために岡山大学病院に行ってまいりました!臨床研修指導医とは、歯科医師は平成18年度より歯科医師国家試験に合格した後に大学病院や一部の研修医指導施設として認定されている歯科医院にて1年間の研修を積むことが厚生労働省により義務づけられているのですが、その際の新人歯科医師の臨床教育、指導等を全面的に行うための資格を有する医師のことを言います。
岡山大学病院では、厚労省の方が歯科医師臨床研修制度に関する基本理念と法令についてわかりやすく説明してくださいました。その後岡山大学病院や徳島大学病院、鹿児島大学大学院の教授や助教の方々から研修歯科医を養成するためのノウハウを教わりました。
この講習会ですごく興味深くて面白かったのが、ワークショップを通じて色々なことを学んでいった点です。10人一組になり皆が意見を出し合って指導歯科医のあり方や役割などをまとめ上げていきました。二日間で7つのワークショップを行い、皆の前で発表をしたり他のグループの意見を聴いたりとすごく充実したものとなりました。
臨床研修指導歯科医としての姿勢や研修システム、カリキュラムの立案の仕方を学び、晴れて臨床研修指導歯科医の認定を受けることが出来ました。今までも後輩歯科医を指導す機会は多々ありましたが、この講習会を通じてより高いレベルの指導が出来る自信が生まれました。これからも自身の治療は勿論のこと後輩ドクター達の指導にもより一層力をいれ、患者様の満足度をさらに上げていけるように精進していきますので、よろしくお願いいたします。
さくら歯科 院長 有田昌慎