国際歯科大会2023レポート
2023.10.02Activity Report現地で学んだこととして、衛生士セッションの中で印象に残っているのが、インスツルメーションについてです。 特に毎日行っているシャープニングは、個人の癖が出てしまい、正しくシャープ二ングが出来ず、そのせいでSRP後の残石につながります。 正しい角度でシャープニングを行うことと、普段は時間がなくて疎かになっているテストスティックでのテスティングを徹底しようと思いました。 また、普段私が臨床で悩む角化歯肉のないインプラントや天然歯について、グラフトに踏み切る基準をエビデンスを踏まえて納得することができ、非常に勉強になりました。 他にも興味深いお話が聞けて、日々の診療に活かしていこうと思いました。 また、理事長や池畠先生がこのような大きな舞台で発表されているのをみて、とてもモチベーションが上がる機会になりました。理事長の発表を聞く際、同時に大河先生の発表も聞くことができましたが、理事長の発表とも合わせて、セラミック治療についてとても勉強になりました。衛生士が直接治療に当たることはありませんが、どの症例も歯肉がとても綺麗な状態なのを見て、術前からの歯周組織の管理がとても大切だと感じました。 初日の夜は、出席しているメンバー全員で食事することができて、普段は違う医院で頑張っている後輩DHと話せたり、やまクリメンバーが同じテーブルに集まって、より交流を深めることができました。兒玉さん波多野さんは、初めての宿泊もある大きな学会で少しお疲れモードでしたが、とても勉強になったことや、衛生士学校時代の友人も学会に来ていたことなどを話してくれました。普段も積極的に本を読んだり、理事長や私にたくさん質問や相談に来てくれる2人ですが、診療室にいるだけではなかなか出来ない外部の先生のお話や、最新の知識のインプットのいい機会になったみたいで、私もとても嬉しかったです。
詳しく見る